こんちゃー、タツヤです。 2児のパパをしながら中堅サラリーマンをしています。
幼児の子育てや、営業職を10年こなしてきた中で得たライフハックなどを等身大で発信しています。
「会議では、積極的に発言した方がいい。黙っていると“存在感がない”と思われる。」――会社員なら一度は聞いたことがある話です。でも、最近こういう意見も見かけませんか?
「会議でむやみに発言しなくても、
要点だけを押さえて発言する人の方が評価される」
「空気を読んで黙っているのもスキルのうち」
え?本当にそうなの?
会議で黙っているだけで評価が上がるなんて、そんなことあるのか?
■ 会議で黙っている人の“評価が上がる”ケース
一部のビジネス書やネット記事では、
「会議で無駄に話さず、必要な時だけ発言する人が評価される」と紹介されています。
理由はこうです。
無駄な発言をしない=要点を押さえている
ダラダラ話すより、まとめて一言が印象に残る
“聞く力”も大事、空気を読むのも仕事のうち
たしかに、会議で“発言ばかりしているけど中身がない人”は敬遠されがちです。
逆に、「ここぞ」という時にビシッと発言して会議を締める人は、
「できる人」と思われることもあります。
この「発言の質やタイミングが重要だ」という主張、
一理あるようにも思えます。
■ でも本当にそうなのか?現場の本音
しかし、現場で働く多くのサラリーマンに聞いてみると、
意外にもこうした意見が返ってきます。
「会議で黙ってる人は、そもそも何しに来てるのかわからない」
「多少間違ってても発言する人の方が偉い」
そして、僕自身も仕事力=アウトプットする力(言語化やタイピング速度も含む)だと思っています。
実際、会議で発言しない人について
「存在感がない」「貢献していない」と評価されることが多いのが現実です。
上司や周囲から見れば、
「会議にいても空気」
「必要性を感じない」
こう思われてしまうリスクがあります。
■ 仕事で評価されるのは“アウトプットする人”
さきほども書きましたが、そもそも仕事とは「成果=アウトプット」を求められます。
会議は「情報共有」「意思決定」「議論」の場。
ここで自分の考えや意見を言うことが、
「仕事に参加している」「貢献している」という評価につながります。
そして実際、
発言数よりも“発言する姿勢”
アイデアや意見をアウトプットする力
これが評価のポイントです。
「会議で黙っている=必要とされなくなる」
これは多くの現場で本当に起きていることです。
■ じゃあ、黙っている人は本当にダメなのか?
ここで気になるのが、
「じゃあ黙っている人は、絶対に評価されないのか?」という疑問。
実は、まったく発言しない人は論外としても、
「質の高い発言」を「タイミングよく」できる人は、確かに評価されることもあります。
たとえば――
会議の終盤で要点を整理して一言でまとめる
場がまとまらない時に、冷静に全員の意見を整理する
こういう場合は、「質」と「タイミング」で一目置かれることもあります。
ただし、常に黙っているのはNG。
「ここぞ」で発言できる“準備”が前提です。
■ アウトプットしないリスク
それでも、
「間違ったらどうしよう」
「役に立つ意見が浮かばない」
――そう思って黙ってしまう人も多い。
しかし、黙っていることのリスクは想像以上です。
「何を考えているかわからない」と言われる
評価シートや人事考課で「消極的」と書かれる
プロジェクトや新しい仕事のチャンスが回ってこなくなる
現場では「会議で発言しない人=参加していない人」と見なされます。
■ それではどうすればいいのか?
「それじゃ、どうやって会議で評価されるようにすればいいのか?」
答えはシンプルです。
必ず何か一つは発言する
たとえ小さな意見でも、参加の意思表示をする
事前に議題や資料に目を通し、質問や意見を用意しておく
「何もないな」と思ったら、他の人の意見に「補足」「共感」でもいい
失敗を恐れずにアウトプットする
多少間違っても、議論のきっかけになる
要点を簡潔にまとめる練習をする
ダラダラ話さず「一言で伝える」力は発言の効果を高める
■ 実際にあった評価アップ事例
僕が以前勤めていた会社の他部署での話です。
とある中堅社員は以前はほとんど会議で発言しなかったが、
「必ず1つ意見を言う」と決めて取り組んだところ、
徐々に上司や同僚から「積極的」「頼りになる」と見られるようになったらしいです。
入社した時から積極性に難ありと噂されていたのに、少しずつ評価が変わってきたという話を聞き、本人に直接聞きにいきました。
最初は「自分の意見なんて…」と不安だったが、
「小さな発言でも、参加の意思表示をすることが大事」と気づいたといいます。
このように、少しずつでもアウトプットを増やすことで、
評価や社内での“市民権”が変わっていきます。
■ まとめ:「会議はアウトプットの場」それが評価につながる
会議で「黙っている」だけでは評価は上がりません。
むしろ、市民権を失うリスクの方が大きい。
多少間違っていても、発言して議論を動かす人、
一歩踏み出してアウトプットする人が、
仕事の現場では評価されやすいです。
もし「会議で黙っていてもいいかな」と思ったら、
一度だけでも何かをアウトプットしてみてください。
それがあなたの評価を大きく変える一歩になります。
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